しし座の中央部に位置する楕円銀河がM105です。 M105は、画面左側に写っている3つの銀河のうち,上段の最も明るい円形のものです。中段に見える楕円形のはNGC3384,そして下段の暗い渦巻形銀河がNGC3389です。 M95, M96(画面の右下にある渦巻形銀河)の約1度北に位置し,低倍率では同一視野に見ることができます。 M105はこのあたりの銀河たちで作られる小規模な銀河群(しし座銀河群)の主要メンバーです。 M105は視直径が約5分,明るさは約10等級です。ほぼ円形の楕円銀河なので,特に明確な構造は見せてくれず,大型の望遠鏡でも明るい光斑状です。 |
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