M16(わし星雲)の約2.5度南に位置する散光星雲です。そのユニークな形からいくつかの愛称を持っています。
一般的なのがオメガ星雲(Omega Nebula)です。眼視では星雲中心部の濃い部分しか見えず,それがギリシャ文字の「Ω」に似ているためです。馬蹄型星雲(Horse-shoe Nebula)という名もあります。また南北を逆さまにして見ると水面に浮かんだ水鳥にも見えることから,白鳥星雲(Swan Nebula)とも呼ばれます。視直径は約40分,距離は3300光年です。
M17/散光星雲
赤経
18h 20m 48s
赤緯
-16°11’00"
見かけサイズ
46×37'
実サイズ
43×35光年
等級
7.0等
距離
3300光年