M8の1.5度ほど北にあるやや小ぶりな星雲がM20(NGC6514)です。星雲の前を暗黒星雲が横切り,3つに裂けたようなのでTrifid Nebula(三裂星雲)という愛称を持ちます。 M8に比べて淡いので,空の条件が悪いところで鑑賞するのはやや難しいでしょう。
M20は,2200光年の距離に浮かぶ巨大な銀河系内ガスが,近傍の恒星によって輝いている姿です。
M20/散光星雲
赤経
18h 02m 18s
赤緯
-23°02’00"
見かけサイズ
29×27''
実サイズ
18×17光年
等級
9.0等
距離
2200光年