はくちょう座の南に隣接しているこぎつね座にある惑星状星雲です。光度は約7.6等,視直径は満月の4分の1ほどあり,惑星状星雲の中では最も大きいもののひとつです。その形が鉄亜鈴に似ていることから,Dumb-Bell Nebulaという愛称があります。普通の散光星雲に比べて表面輝度が大きく,双眼鏡でも割とはっきりとその形を見ることができます。りんごの芯とか,地図の銀行のマークに似ています。 あれい星雲は中心にある13等星の光を受けて光っています。太陽系からの距離は約1000光年で,実直径は約1光年強と見積もられています。 |
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