M35は、ふたご座の兄カストルの足もと付近に見られる,双眼鏡でも十分に楽しめる大型の散開星団です。
双眼鏡で眺めると暗い微光星と明るい星々が重なって見え,実に美しい姿を見せてくれます。
このM35のすぐ南西(右下) に,かなり小型の赤味を帯びた星団がくっついているのがわかります。
NGC2158です。
M35とNGC2158までの距離はそれぞれ2600光年,1万5000光年で,実際には1万2000光年もの隔たりがあります。
M35・NGC2168/散開星団
赤経
06h 8m 54s
赤緯
24°20’00"
見かけサイズ
40'
実サイズ
31光年
等級
5.3等
距離
2570光年