大きい渦巻き星雲(NGC5194)に小さい不規則星雲(NGC5195)がくっついており,「子持ち星雲」の愛称で呼ばれます。
北斗七星の柄の先端のη星から南西約3度のところにあり,よく澄んだ夜空であれば,双眼鏡でも大小2個の光点を確認できます。
親星雲の視直径は約10分,眼視等級は8.1等です。これら2つの銀河は重力的に結びついており,2つを結ぶアーチのような構造も見られます。銀河系からの距離は約2500万光年です。
M51/系外星雲(渦巻銀河)
赤経
13h 29m 53s
赤緯
+47°11’48"
見かけサイズ
11.2'×6.9′
等級
8.1等
距離
2,510万光年