しし座の前足と後ろ足の間に位置する、しし座銀河群を形成している渦巻銀河です。
M95(写真右上)は視直径5分ほどの渦巻銀河で、渦が中心核の周りを完全に一周しています。
M96(写真左下)もM95とほぼ同じ大きさの渦巻銀河で,東西方向に未発達な腕が2本伸びている様子がわかります。
ともに約3300万光年の彼方にあり,周辺の淡い銀河たちとともに,小規模な銀河群(しし座銀河群)を形成しています。
M95/渦巻銀河
赤経
10h 43m 58s
赤緯
11°42’15"
見かけサイズ
7.4×5.0'
実サイズ
光年
等級
10.7等
距離
3300万光年
M96/渦巻銀河
赤経
10h 46m 45s
赤緯
11°49’16"
見かけサイズ
7.6×5.2'
実サイズ
光年
等級
9.9等
距離
3400万光年
M95、M96付近の広域画像(右から、M95、M96、M105、NGC3384、NGC3389)