NGC253は秋の南の空にかかる大型の系外星雲で, 長径は満月よりひとまわり小さいものの27分もあります。
アンドロメダ大星雲を小型にした印象です。
中心部が楕円形に輝き,両端に向かって淡い部分がきれいに伸びている様子が見事で、星雲内部の凹凸の様子も分かります。
双眼鏡でも楕円形の大きな光芒が簡単に見つかりますが、ちょうこくしつ座はくじら座の南に位置する,秋の目立たない星座で、東京での南中高度が約30度と低いので,つい見逃してしまいがちです。
NGC253/系外星雲(渦巻銀河)
赤経
00h 47m 36s
赤緯
-25°17’ 00"
見かけサイズ
27.5'×6.8′
等級
7.7等
距離
1,040万光年