NGC891

アンドロメダの左足の先,γ星の約4度東にある小型の系外星雲です。
渦巻銀河を、ちょうど真横から見た格好をしており,中央を貫く暗黒帯がよく目立ちます。
長さ10分,眼視等級約10等と小さく暗いため,紡錘状の星雲の姿を捉えるのはなかなか大変です。
同じアンドロメダ座にはアンドロメダ大星雲という秋の空の主役があるため,この星雲はあまり注目されることのないちょっとかわいそうな存在です。
NGC891/系外星雲(渦巻銀河・エッジオン)
赤経 02h 22m 36s
赤緯 +42°21’ 00"
見かけサイズ 13.5'×2.8′
等級 10.0等
距離 3,200万光年