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明野村へ・・・・

将来の移住地として、八ヶ岳南麓に絞込み、土地探しを開始してから3年・・・・
やっと、2001.10に明野村に300坪の土地と20坪の家を手に入れ、一冬を経験し定住できることを確認した。
場所:北緯35°46′29.0″、東経138°26′48.7″、標高579m
2002.7より、ほぼ単身定住に。2003.7.30住民票を明野村に移動し、村民となった。
2004.11.1 明野村は須玉町、高根町、長坂町、白州町、大泉村、武川村と合併し北杜市となった。


韮崎上空15000mmからの俯瞰図
カシミール+国土地理院50mメッシュ数値地図 より作成)
八ヶ岳と茅ヶ岳の合流点付近に村荘がある)



田舎生活・・・明野村情報

◆明野村の特徴
明野村は都会からの移住者が多く、また、韮崎などの市街地にも近い(10km。車で10分)ので、
田舎暮らしも違和感なく入れる。地元住民との軋轢はほとんどないし、干渉もない。
地元住民は「組」という組織を組んで生活しているが移住者には強制もないので、積極的に地元住民に
溶け込むためには「組」に入れてもらう必要があるが、冠婚葬祭などへのかかわりがでるので、移住者は
かってにきままにやっている。
地元住民(ほとんど農家)と知り合いになると、野菜など、収穫物を玄関先においていってくれたりする。
気軽に話しかけたり、祭りなどの行事にでかけたりするのがいい。
◆インフラ状況
2003年5月ADSLが開通した。
2003年8月に下水管が開通した。これで上下水道は完備された。
あとは都市ガスのみ。都市ガスはいつになるやら。
◆水がおいしい
明野村は茅ヶ岳の西麓にある山村で、茅ヶ岳から流れる川は伏流水で、水の乏しい村だった。
が、茅ヶ岳山麓の地下の豊富な深層地下水があるのが発見され、それを汲み上げることにより、
おいしい豊富な水道水わ供給できるようになった。八ヶ岳山麓に湧く名水と同じ水がいつでも飲めるのはうれしい。
◆温泉がいっぱい
車で5分のところに、温泉「茅の湯」がある。また、車で20分ほど行けば、増富ラジウム鉱泉がある。
その他、白州塩沢温泉、高根の湯、泉温泉などいっぱいある。すべて、住民割引で利用できるのがうれしい。


土地探し

田舎には未利用地がいっぱいあり、容易に、安く取得できると考えがちだけど・・・・
住むために取得できる土地は、極めて少ない
(現状宅地と山林・原野以外は、荒地であってもほとんど農地指定なのだ)。

◆取得手段
田舎物件を購入する前に、夢田舎などの雑誌で知識を詰め込んでおくことが必要。

◇現状宅地を購入する。
 (住んでいた人がなんだかの事情で手放す物件を見つける)。あまりでない。
◇山林・原野を購入し、宅地化する。
 宅地化とインフラ整備のための費用が必要。木一本伐採と根の掘り起こしで1万円が相場
 自分で整地するか、業者に宅地化してもらうか、整地済み物件を購入するか・・・。
◇農地転用許可された農地を購入し、宅地化する。
 農地を購入して、自分で転用申請しても許可されないし、農地の所有者になることもできない。
 農地所有者が自己の住む場所としてやむなく転用する場合のみ許可されるのが原則で、地元の
 農業委員会の腹一つ(コネがものをいう世界・・・)らしい)、根気が必要。

明野村村荘は、「住んでいた人がなんだかの事情で手放した物件」で、それ以前に他の物件を2度
「農地転用許可後購入」の条件で手続きしたが、半年待っても許可されず、結局断念している。


◆取得へのアプロー
お世話になった不動産会社
同友興産
清里・大泉などのリゾート地の山林を別荘地として整地・分割して分譲(建築条件あるのが一般)
している大手不動産会社。生活場所を、都会からリゾート地に移すだけで、都会での生活環境を
維持したい場合は最適。
場所がリゾート地に限られ、価格も高めだが、別荘地管理会社により環境が維持される。
◇みこま不動産(ホームページは会社紹介にみ)
地元の売主との物件仲介および、小規模の開発分譲を行っている地元の中規模(数人で営業)不動産会社。
リゾート地以外の、山林やまとまった農地を農地転用し、整地・分割して売り出された物件がねらい目。
道路やインフラが確保され、しかも田舎らしい物件を入手できるが、若干割高になる。
ヤマトホーム
仲介専門の個人営業不動産会社。
宅地、森林、原野・農地(農地転用後に購入)を扱い、自分で田舎暮らしをやりたい人には最適。
掘り出し物件も時々でる。が、自分で判断きるよう、場数を踏むことが必須。
物件情報を次々とホームページで公開し、メールで対応してくれる。
村荘取得までの2年間は、ヤマトホームに絞りお世話になった。