◆金星

2011年〜2012年の金星

2011年8月15日に外合となった金星は、夕方の西空に移り、年末頃から夕方に見られるようになった。
2012年3月27日東方最大離角(半月状)、4月30日最大工期光輝(三日月状)、6月6日内合。
2012年6月6日の内合時は、金星の日面通過が見られた。

2012.3.13
(視直径 20.5")
2012.4.10
(視直径 27.8")
2012.4.24
(視直径 32.8")
2012.5.7
(視直径 41.5")
2012.5.11
(視直径 44.2")
2012.5.16
(視直径 47.8")
2012.6.6
(視直径 57.8")






金星(2010.5〜10)

望遠鏡:セレストロン C11 (シュミットカセグレン D=280mm F10) SXD赤道儀に搭載
     ×2エクステンダー直焦
カメラ:セレストロン NexImage webカメラ 15fps 60s(900フレーム) Registax5 コンポジット ウエーブレット処理 
撮影地:山梨県北杜市明野町自宅
写真は下が北側(倒立像:望遠鏡で見た像)。

夕方、西空に宵の明星金星が明るく見えるようになった。
8/20の東方最大離角(半月状に見える)、10/28の内合(新月状)にむけて、次第に、細く大きく見えるようになる。
・7/10 1ヶ月ぶりの梅雨の間の星空。日没10分後の撮影。気流が悪い。半月状で、幾分大きくなった。
・8/3夕方まで晴天猛暑、雲が広がりだして、夜半雨・・・が続く。日没時の高度は低いが、明るいので、日没前の気流が安定している時に撮影できるのが救い。
・8/20東方最大離角を迎えたが、地上高度は大変低い。太陽の出ているうちに撮影しないと、気流の乱れでまともな像を得る事は難しい。夕方から曇り・雨になる天気が続いている。



2010.5.21
(視直径 12.3")
2010.6.12
(視直径 13.8")
2010.7.10
(視直径 16.6")
2010.7.19
(視直径 17.8")
2010.8.3
(視直径 20.4")
2010.8.16
(視直径 23.3")
2010.8.26
(視直径 26.3")
2010.9.1
(視直径 28.4")
2010.9.10
(視直径 32.1")
2010.9.21
(視直径 38.6")
2010.10.1
(視直径 44.7")
2010.10.7
(視直径 49.2")
2010.10.13
(視直径 53.8")



金星(2009.2〜3)

望遠鏡:ビクセン102mm屈折(フローライト 910mm) SPDX赤道儀に搭載
     ×2エクステンダー、NP12mm
カメラ:NIKON Coolpix4500 32mmコリメート ISO400 
撮影地:山梨県北杜市明野町自宅

夕方、西空に金星が明るく輝いている。望遠鏡では、3月の中頃まで(3/25内合)まで、半月状から細い三日月になるのが見える。
冬の空は、透明度は良いが、気流は最悪。写真に撮れるのは、気流の収まった一瞬しかない。
写真は上が北側(正立像)。

2009.2.2
半月状の金星
2009.2.17
三日月状の金星
2009.3.2
2009.3.10
細く光る金星
2009.3.15
内合10日前




金星(2002.8〜10)

望遠鏡:ビクセン102mm屈折(フローライト 910mm) SP赤道儀に搭載
     ×2エクステンダー、PL7.5MM
カメラ:NIKON Coolpix990 23.4mmコリメート ISO400  
画像処理:Photoshop で、2048×1536pixel を 800×600pixel に画像解像度変換実施
撮影地:山梨県明野村自宅
写真は下が北側(倒立像)。

2002.8.30 18h18m 1/125s 2002.9.17 17h11m 1/125s 2002.10.4 17h04m 1/30s 2002.10.12 16h37m 1/125s


●星景写真


金星・木星・三日月の接近(2008.12.1)

夕方の西空に、金星と木星と細い月が接近した。
背景の山は南アルプス(右端の山は甲斐駒ヶ岳)。

2008.12.1
金星・木星・三日月の接近



南アルプス地蔵岳に沈む金星 2002.9.19 18h35m NIKON D1 260mm